GASをメモ程度に。

GAS(GoogleAppsScript)の得た知識をメモ程度に残していきます。

関数間での戻り値(値を返す)

記述:2022/01/24

更新:

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前記事の回答

//【0の処理結果】

//変数:glass(get_glass)の値は、値なし

//変数:sendboxの値は、異常品のため廃棄

 

//【1の処理結果】

//変数:glass(get_glass)の値は、ぶどうジュース

//変数:sendboxの値は、北海道

 

値を戻す

1つの関数が100行を超えてしまう場合は別の関数を準備します。

この記事では「関数:A」から「関数:B」を呼び出して、

関数Bで処理した値Dを、関数Aでも利用したい場合に使います。

この渡す値(値D)のことを戻り値(もどりち)と呼びます。

もちろん、引数と戻り値は同時に利用できます。

 

■戻り値

「関数名:content」の処理で「関数名:send」を呼び出し、

send内で求めた値を、contentに値を戻します。

値を戻す時は、関数の中で「return 値(変数名でも可)」を記述する。

また、受け取る側は戻り値を入れる変数を宣言する。

 

//glassの中身で送り先を分ける

//--------------------------------------------------

Function  content() {

 //変数の宣言

 var glass_type = "";

 var glass = "";

 get_box = "";

 

 //練習問題は、ここの値を変えて考える

 glass_type = "2";

 

 if ( glass_type == "1" ) {

  glass = "ぶどうジュース"

 }

 

 if ( glass_type == "2" ) {

  glass = "オレンジジュース"

 }

 

 //関数sendをCALLして、変数名:glassの値を渡す

 //関数sendから値の返答を受ける。(戻り値)

 get_box = send( glass );

 

 if ( get_box == "異常品のため廃棄" ){

  //メールを送信する

  //メール送信のコードは省略

 }

}

 

Function send ( glass ) {

 var get_glass = "";

 var sendbox = "";

 

 //glassのままでも使用できるが、

 //同じ変数名が多くなると作成、解析の障害となるため

 //別の変数へ入れ替えるようにしている。

 get_glass = glass;

 

 if ( get_glass == "ぶどうジュース"){

  sendbox = "北海道";

 } else if ( get_glass == "オレンジジュース" ){

  sendbox = "青森";

 } else {

  sendbox = "異常品のため廃棄";

 }

 

 //Returnで関数contentへ値を戻す

 Return sendbox;

}

//--------------------------------------------------

//【処理結果】

//変数:glassの値は、オレンジジュース

//変数:get_boxの値は、青森

//メール送信の有無は、無

 

練習(回答は次の記事)

以下2パターンの値を求めましょう。

「glass_type = "0";」、「glass_type = "1";」の場合

 

//【0の処理結果】

//変数:glassの値は、

//変数:get_boxの値は、

//メール送信の有無は、

 

//【1の処理結果】

//変数:glassの値は、

//変数:get_boxの値は、

//メール送信の有無は、

 

■条件分岐(if)の書き方

URL

 

参考本の紹介

【GAS】参考書の紹介 - GASをメモ程度に。

【JavaScript】参考書 - GASをメモ程度に。

【SQLクエリ】参考書 - GASをメモ程度に。