変数の宣言(データの型)
記述:2020/11/26
更新: 2021/12/12
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■変数の型
前記事の宣言方法で「”(ダブルコーテーション)」を使っていました。
これはデータの型を表していて、コーディングで重要な役割を持ちます。
この記事では、特によく使われる2つの型を紹介します。
文字列型
読んで字のごとく、宣言した内容を文字として扱うための宣言方法です。
宣言の内容を「”(ダブルコーテーション)」で囲むと文字列として認識されます。
例:var glass = "オレンジジュース";
数値型
宣言した内容を数値扱うための宣言方法です。
文字列とは違い内容四則演算(加減乗除)が実行できます。
例:var glass =10;
1)数値型と文字列型はどう判断すれば良いか
宣言する内容が、算用数字であるか、ないかで判断すれば良いです。
「オレンジ」>>算用数字に含まれないため文字列型
「1000」>>算用数字に含まれるため数値型(文字列でも可)
「0010」>>1文字、1文字は算用数字のため数値型に思えるが、
「0010」で判断すると算用数字に含まれないため文字列型
2)数値型の宣言方法で、文字を宣言するとどうなるか
これはGASを保存するときにエラーとなったり、
万が一保存できたとしても実行時にエラーとなります。
つまり、記述することができません。
3)文字列型の宣言方法で、算用数字を宣言するとどうなるか
算用数字は文字列でもあるので、問題なく宣言できます。
しかし、文字列のため四則演算には利用することができません。